BEST WISHIES NightWish

 呑みに行くと二次会はカラオケ〜,となることが多いですが,私アレが苦手でして…。いやっ,人前で歌うのが恥ずかしいというだけでなくてですね,音楽の好みが偏っとるからレパートリーがないんですな。
 社会人たるものカラオケの曲ひとつやふたつ…なんて先輩から言われることもしばしばですが,これは譲れん!(笑)教員らしからぬシュミだってことは百も承知で,こんな歌聴きながら通勤してます。

bestwishies
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 北欧5レンジャーのフィンランド産ゴシックメタルバンド。国立音大でクラシックの教育を受けたメンバーが曲を作っているだけあって,曲の感じはロックの楽譜をバロック的にオーケストラが演奏したらこんなんだろうなって感じ。
 そしてこのバンドの特徴は,初代ヴォーカルのターヤさんのカッコイイ歌声。どうも彼女はオペラの発声を学んだ方のようで,発声の仕方がとにかくクラシカル。でも全然鬱陶しくなく,独特な優雅さをもってエレキギターと並び曲を盛り上げてくれます。
 ロックバンドといえども,五線譜(と書いてクラシックとお読みください)の勉強は必要よね…と思うバンド。

 ところが! 
 2007年に目指す音楽性の違いからターヤさんが脱退。ほとんど解雇に近い状態だったという話も聞きますが,まあ真相はよくわかりません。オペラ声はトラウマになったのか?公募で加入が決まった2代目ヴォーカルのアネットさんの歌声はターヤさんの真逆の発声!波状に響くターヤさんとは違い,あくまでまっすぐ,はっきりのロック声です。ターヤさんあってこそ!のファンの人たちは「えー」って思ったみたい。でも,アネットさんが入ってからのNightWishはダークで妖しい雰囲気はなくなったものの,いろんな曲調の曲が演奏できるようになった気がします。「オペラ風」「荘厳!」一辺倒でなくなったという意味では,寂しいけどよい変化なのかも。 

 
03
2009
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枕草子REMIX 酒井順子

枕草子REMIX
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・中学校の国語で「春は曙…」の段だけ勉強することの多い「枕草子」。日本最古の随筆といわれているものの,作者の清少納言は本名もわからないナゾの人…という本ですね。
 そんな清少納言が,自分の身の回りにある物だの行事だの,とにかくいろんなことがらを「好きな物」「嫌いな物」等々カテゴリ分けして書いた「枕草子」を,現代人の感覚で読み進めていくとアラ不思議,千年も年が離れてるのになんか感覚が似てるじゃーんっという本。原文,現代語訳,酒井さんのが意訳した「現代だったらこんな感じ?」と,清少納言と自分の感覚がどれだけ似てるか,が順番に載ってます。

・つまんないと思った本ほど記事が長くなるオイラ(笑)。こっから先は折りたたみ。
25
2009
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教室より

zakuro

 えー,私の今の教室(2F)から手を伸ばすと実が採れるくらいの距離で,石榴の木が見えるんです。
 
 子どもが「せんせー!ファイヤーボールがなってる」と言うもんだからふと外を見てみると。
 ああ,まあ,ファイヤーボールに見えんこともないな…。
 毎年見てるでしょってつっこんだら覚えてないとのこと。去年は1階の教室だったから見えなかったとか?でも,下校の時,この木の真下で帰りの挨拶するんだけどなあ。
 
 子どもってよくわからん。ちなみに,けっこう美味しかったです。これはペルセポネも冥界に居残らざるを得ないよね。美味しい。
23
2009
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元素生活 Wonderful Life With The ELEMENTS 寄藤文平

genso
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・突然理系の本です。しかも元素。
 高校の頃の進路希望はもちろん文系,というか化学は「モル(元素の話をするときに欠かせない用語。単位。)」でつまって以来常に平均点以下だった私がなぜ元素。
 だって作者が寄藤文平さんだからです。この力の抜けた絵が好きで好きで!買ってから気づきましたが,絵どころか全部寄藤さんが書いてた!嬉しすぎです。

・子供の頃に見た「はだしのゲン」でウランという元素の存在を知った寄藤さん。原爆が恐ろしくて恐ろしくて,なんかももう切実にウランについて調べるうちに,その恐ろしさが次第に薄れていったそう。
 
・ところが寄藤少年も成長するにつれ,そこらへんの大人と同じように「元素なんて,どうだっていいじゃん」な人になり,美大生時代には作品制作のために買った高純度のヘリウムガスを吸って窒息しかけるハメに。慌てて周囲に助けを求めるも,出た声は「たちゅけてぇ〜(超ソプラノ)」。うわっ,ばかっぽい!
 幸い体調はすぐ元通りになったそうですが,それにしても危ないことをするもんだ。

・そんな寄藤さんが元素周期表を作る仕事を引き受けたときに,自分でも楽しめるようにと作ったのが,この本なのです。
18
2009
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獣の奏者 上橋菜穂子

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・いつだったかNHK教育でアニメ版を見て,「守り人シリーズ」の方が新しい話を書いたんだなってことは知ってたんですが。「守り人」は最後まで読めずに挫折したので,ちょっと敬遠してたんですよねー。
 
・エリンは「獣ノ医術師」として闘蛇を調教する母親に憧れ,エリンはいつか母のような医術師になりたいと願いますが,母・ソヨンは時折,自分の仕事をことを厭わく思う,ということをぽつりと漏らすのです。そんな母親の言動を不思議に思いつつも,彼女の仕事をいつも傍らで見ていました。
 ある日,母親が世話する闘蛇―闘蛇の中でも最強の「牙」たち―が全て死んでしまうという事件が起き,その責任を負わされてソヨンは処刑されることに。

・物語はエリンがいきなり孤児になるところからスタート。劇的。んで,そこからエリンが強く成長してどうのこうの,という単純な話じゃないところが素晴らしいです。
 タイトルにあるように,主題はエリンの成長物語,だけではなくて,人と獣の間にある大きな隔たりに対して,エリンや彼女を取り巻く人々がどんなドラマを生み出してくれるかなんですなー。 エリン個人の成長と,人と獣との関係,それから神聖な獣「王獣」をもつ真王(ヨジェ)と,真王を守るために穢れた獣「闘蛇」を操る大公との政治的な暗闘の3つのストーリーを前に出つつ,引っ込みつつ,ものすごいテンポで読ませてくれます。文庫2冊をノンストップで読んじゃった。

 作者の上橋さんはこの話を4ヶ月ちょっとで書ききったそう。原稿用紙1200枚分をですよ!すげー。私もその情熱に呑まれた感じです。ただ,呑まれすぎて細かいところまで読み切れなかったんで,しばらくしたらまた読み直してみたい本でもあります。

 
10
2009
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